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いぼ(疣贅;ゆうぜい)

2024.02.07

いぼ(疣贅;ゆうぜい)

「阪神甲子園駅」から徒歩30秒のCorowa コロワ甲子園地下1階で開業します、甲子園駅前おおした皮フ科クリニックです。

今回はいぼ(疣贅;ゆうぜい)についてブログを書かせて頂きます。

いぼ(疣贅;ゆうぜい)の治療

イボには大きくウイルス性と加齢性があります。子供の10人に2人はウイルス性イボにかかったことがあります。放置しておくと広がったり他の方に移してしまいます。液体窒素治療とやガイドラインで推奨されている塗り薬を用いて治療します。液体窒素は約-200度の液体をイボに付着させることにより、イボを凍らせて退治する治療です。1回の治療では治癒しないことが多く、1-3週間おきに通院して頂きます。足の裏の皮膚が分厚い場所はイボも深いところにまで存在しており、治癒までに長くかかることもあります。私自身も小学2年生の頃に1年間皮膚科に通院し治療してました。家族全員にイボが移ることもあり、見つけたら早期の治療をしましょう。
加齢性のイボ(脂漏性角化症)は年齢とともに多発します。まずは拡大カメラを用いて良性であることを診断した後に、液体窒素療法による保険診療が可能です。良性か悪性か判断する必要がある際は皮膚の一部を4mm程度採取する皮膚生検を行うこともあります。皮膚生検自体は局所麻酔を用いて10分程度で日帰りで行えます。整容的な満足度を上げるために、サージトロンと言われる特殊な電気メスを用い自費診療で切除することもあります。なにが良いかは診察して相談しましょう。

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