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乾癬(かんせん)

2024.02.28

乾癬(かんせん)

「阪神甲子園駅」から徒歩30秒のCorowa コロワ甲子園地下1階で開業します、甲子園駅前おおした皮フ科クリニックです。

今回は乾癬(かんせん)についてブログを書かせて頂きます。

頭、肘、膝、腰、お尻などに、赤くて分厚いかさかさができます。爪の変形や関節痛がみられることもあります。長期に渡って、よくなったり悪くなったりを繰り返します。うつることはありません。 日本での有病率は0.1-0.3%、約56万人の乾癬患者さんがいるとされます。 20-50歳代で発症することが多いです。 乾癬患者さんは健常者に比べて、糖尿病や高血圧症、脂質異常症などの合併率が高いです。 見た目で診断できることも多いですが、はっきりしないときは、皮膚生検で診断をつけることもあります。

乾癬(かんせん)の原因

不明ですが、遺伝的素因、環境因子(喫煙、肥満、薬剤、感染症など)をきっかけとして免疫反応で起こると考えられています。

乾癬(かんせん)の治療

塗り薬(ビタミンD3、ステロイド)、飲み薬、光線療法、生物学的製剤があります。
軽症の場合は塗り薬のみでよくなりますが、症状が強い方は、これらの治療を組み合わせて行います。
肥満の方は体重を減らすだけでも乾癬がよくなることがあります。喫煙はできれば控えましょう。ストレスのない規則正しい生活を心がけましょう。適度な日光浴は効果があります。
乾癬の治療は、近年、急速な進歩をとげています。
治療を続けていくことで、良好なコントロールが得られることも多く、一緒に治療していきましょう。

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